2018年9月 ホランドアメリカ・ニューアムステルダムで、母娘でアラスカクルーズ

バンクーバー発着のアラスカクルーズをお母様と楽しまれたお嬢様から、旅行のご様子を詳しくお伺いしました。 バンクーバーでの入国審査や寄港地ツアーの様子など、ぜひ次のクルーズの参考になさってください。

ドリンクパッケージやピナクルグリルのお食事ご招待などの特典や、スパのパスなど、船内で有効活用されました。



旅の始まり バンクーバー

 アドバイス通り乗船日は早めにカナダプレイスへ向かいました。 「too early」と言われながらスーツケースを預け、8時半ごろには待合室へ。 何と一番乗りでした!一応開始は11時からの予定でしたが 10時前にはチェックインが始まりました。 健康チェックの用紙はありませんでした。 イミグレーションはアメリカ国籍の方たちからスタート。 米国籍以外は担当者が不在らしくしばらく待機状態。 そして米国籍の方が空いてきたのでそちらで入国審査となりました。 これで乗船かと思いきや、その手前にまた待合室。 お茶菓子のサービスあり。30分ほど待って11時過ぎ頃 ようやく船内に入ることができました。 キャビンが使えるのは11時半以降でしたので 先にお昼を済ませました。避難訓練は16時。 ライフジャケットの着用は不要でした。 この日は朝から雨模様で、16時半の出航も小雨が降る中となりました。


クルーズ&アクティビティ
 
クルーズ中は概ねお天気に恵まれました。 特にジュノーは快晴で、夜は流れ星も見えるほどの満天の星空。 私は見られませんでしたがオーロラが見えたとの情報も。
今回参加したエクスカーションは二つ。 ジュノーでのホエールウォッチングとスキャグウェイでの ホワイト・パス&ユーコン・ ルート鉄道。 どちらも人数限定のツアーに参加したので(かなり奮発しました。) ゆっくり楽しむことができました。
ケチカンではちょうどサケの遡上シーズン。 これまでテレビなどでしか見たことがなく、実際に見たのは初めてで とても感激しました。ここには遡上用の魚道もあり これまた実物を見るのは初めてでした。 ハイライトのグレーシャーベイでは大小様々な氷河を見ました。 9月のせいなのか海面に浮かぶ氷片はほとんどありませんでしたが マージェリー氷河では崩落のシーンも何度か見られました。
前日に見所など教えてくれるミニ講座に参加したのもよかったです。 今回はアラスカの動物を見るのも楽しみにしていました。 実際に見られたのは、ザトウクジラ、トド、イルカ、ハクトウワシ、 (多分)ラッコ、遠目ですがシロイワヤギなど。 海鳥はたくさん見ましたね。


ニューアムステルダム船内と特典

お食事は全体的には濃い目の味付けの印象でした。 リドの朝食にお粥があるのが嬉しかったです。 またミルク(牛乳)がとてもおいしく、ソフトクリームや カスタード系のお菓子、ポタージュのスープなどがおいしかったです。 またティーパック各種は日本では見ないアメリカのブランド。 これが意外においしく、グリーンティはほぼ毎日いただきました。
今回はスパを初体験。初日にカップルパスを購入しました。 サーマルスイートをクルーズ中何度でも利用可。
岩盤浴のできるベッドでのお昼寝が心地よかったです。 ただし私たちには少々熱くて30分位が限度でしたが。 また休憩室にあったアイスウォーターがとてもおいしかったです。
そして早期予約特典のドリンクパッケージ。 これは大変便利で大いに使わせていただきました。 私たちはアルコールはほとんど飲まないのですが Explorations Cafeでおいしいコーヒーを毎日いただきました。 私はカクテルやアラスカビールも。 お部屋のお水は有料でしたので、ダイニングでボトル入りのお水を 注文し、余った分はお部屋に持ち帰るようにしました。 特典のピナクルグリルも行きました。 ここでカニを注文したところ、蒸したキングクラブが山盛りで 出てきました。バターソースは少し合わない感じがしたので お酢を頼み、おいしくいただきました。 お土産にしてもらったデザートのチョコレートが大人な味で おいしかったです。


最後に

初めてのホランドアメリカで、しかも日本語の案内が全くないクルーズというのは 今回が初めてでした。そして今回のような特典も初めてで、 どのように利用するのかフロントに尋ねに行きました。 クルーズ全般は、事前に下調べしていった甲斐もあったのか 概ね問題なく過ごすことができよかったと思います。 クルーズブラザーズさんと日本語でやりとりできたのも 大変ありがたかったです。