海外のカジノへ旅するのが趣味の男性が、2022年8月にクイーン・エリザベスでフォートローダーデールからバルセロナまで、13泊14日の大西洋横断クルーズに。
クイーン・エリザベスには日本人スタッフが6人もいて、それよりも少ない日本人乗客に対して「毎日とても手厚くサポートして頂けました。どこに行っても、母を気遣って頂けました。」とのことでした。
乗船中にお誕生日を迎えられたのですが、
「誕生日は、ベランダというレストランを予約していたのですが、行ったら入口で、Japanese International Hostの竹内さん等が待っていて、日本人スタッフの皆様からのメッセージ寄せ書きや、キュナードグッズを頂き、とても驚きました。
日本人客が少ないお陰で、この竹内さんには、ほぼ毎日お世話になりました。
普通なら、多分、誕生日はバースデーカードが届く程度だろうと竹内さんもおっしゃっていたので、ここまでやって頂けるとは思ってもみませんでした。」
コロナの影響で日本からのお客様が少ない時期だからこその、嬉しいおもてなしですね。
船上のコロナ対策も状況に応じて講じられ、セルフランドリーが閉鎖になりクリーニングサービスが半額となったり、バーでもカウンターではなくテーブルに座るように推奨されたりしたとか。
「船内では、高性能なN95マスクの使用も推奨され、自分は持参していたので活かせました。
タキシードにN95マスクという不思議な姿に、我ながら笑ってしまいましたが。」とのことです。
マスクを外したタキシード姿のフォーマルナイトでのお写真は、このページのトップに掲載しています。お二人のブラック&ホワイトが決まって、すてきですね!
以下は、カジノでのご様子です。 クルーズ船のカジノでのお手本のような振る舞いです。しかも利益も十分に出たとのこと。あやかりたいものです。
「カジノにも誕生日のことが連絡されていて、カジノのスタッフからも祝われ、以降何故か下船まで、カジノでドリンクは無料でした。
全てのディーラーやピットボスと仲良くなり、母にもドリンクはハウス持ちでおごるよと言われました。
ディーラーに頻繁にチップ(と言っても勝ち金からなので、自分の財布は痛くない)
を渡していたお陰か、どこで会っても「ヒロシー」と手を振られるし、
フィリピン系のディーラーは古い日本のアニメ(フィリピンで流行った)や
戦隊モノの話題で盛り上がったり、ブラックジャックを始める時に
「イクゾ!」と掛け声をかけたり、とにかく楽しかったです。
クイーン・エリザベスのカジノは、他と比べると掛け金が低額で、規模も小さい
ですが、フレンドリーなディーラーと、ミスを逃さない(時には厳しい)信頼できる
ピットボスによる管理ができていて、今まで経験したクルーズ船で最高のカジノでした。
ある日、一人の客がブラックジャックをプレイしていて、もう一人が参加しようと
しているところに丁度行ったら、ピットボスに「オォヒローシー!」と呼ばれ、
何故か参加しようとしていた一人が席を移動し座りやすくしてくれ、ピットボスが座れと。
最初からいたプレイヤーが、彼は何者だ?と質問すると、
「彼はプロフェッショナルだ」と。
最初のプレイヤーから何歳か聞かれ、ピットボスが即答で「18歳だ(笑)」と。
ここの法律はどうなってる、どこどこの州なら16でもできるとか、トランプが
法律変えたんじゃないかとか、トランプってまだ大統領だっけ?とか、
自分が若く見えるものでさんざんネタにされました。
その後しばらくして再度年齢を聞かれ、49だと言うと、その人固まってました(笑)
ピットボスも49で、「信じられないだろう?自分と同じだって(爆)」
という感じで、毎日楽しかったです。
最後は、寄港地観光やチップ含め全てのルームチャージの支払いをしても
十分にお釣りがあるくらい勝たせてもらい、下船前日に全額キャッシュ払い
できました。カジノからは、次乗ったら$100フリープレイのオファーも
届きました。
キュナードは、ホワイトスターというスタッフを評価するカードがあったので、
母と合わせて5枚は書きましたが、母は持参した日本からのお土産をお世話になった方々にいくつも配ってました。
お陰様で、最高のクルーズ経験をさせて頂きました。
有難うございました!」
カジノのブラックジャックトーナメントで、まだトップだった時の写真です。
この後負けてしまうのですが(^^;;